東京は首都直下地震による被害をうける可能性がある、しかし都心部の人口密度は高く、地震が発生した際に避難所に入れない住民が多数発生する。そのため、建物が比較的新しい高層住宅居住者は自宅内で避難生活を送ることが推奨されている。 そこで、東京都の中心部に暮らす高層マンションの居住者を対象に自宅滞在型避難生活に関するwebアンケート調査を実施した。対象は東京23区内の10階建て以上のマンションに住む10階以上の居住者で、内容は、地震に対する意識や知識、備蓄の現状や自宅滞在型避難生活に関する意識等である。調査の結果、約半数の居住者は自宅避難の志向があること、備蓄等の準備は不足していることがわかった。
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