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2016 年度 研究成果報告書

干し芋の保存性と嗜好性は両立できるか?~食品の品質を決める水和とガラス転移~

研究課題

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研究課題/領域番号 26560050
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 食生活学
研究機関国立研究開発法人日本原子力研究開発機構

研究代表者

中川 洋  国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 物質科学研究センター, 研究副主幹 (20379598)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード食品と貯蔵 / 食品中の水
研究成果の概要

水分量の変化に伴う干し芋の水分状態とガラス状態の変化を分子レベルで明らかにし、干し芋が保存性を損なわずに柔らかな食感を保持するための水分条件を決定することを目的とした。研究を通じて、おいしい干し芋が一年中どこでも食べられるような、嗜好性と保存性を両立した干し芋の作成方法を提案することを目指した。研究の結果、干し芋の水分状態が水分量によって変化し、それがガラス転移の挙動とも関係していることが分かった。これらは今後、品種による水分状態の違いは検出するための手掛かりとなる。また消費者は干し芋に対して、季節感などを感じているため、干し芋を販売する季節は食文化の観点からも考察が必要であることが分かった。

自由記述の分野

食品物性

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公開日: 2018-03-22  

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