研究課題
挑戦的萌芽研究
ペプチド輸送体はその特徴的な“基質多選択性”によって多種多様なジ・トリペプチドや各種医薬品を輸送できる。本研究では食品機能性成分がペプチド輸送体を介して輸送される可能性を検討するため、ヒトペプチド輸送体hPEPT2について、ジペプチドライブラリーの解析データを用いてin silico親和性予測モデルを構築した。食品機能性成分を解析した結果、輸送体親和性を示す新規基質候補としてシニグリン、S-アデノシルメチオニンが見出された。
食品機能開発化学