研究課題
挑戦的萌芽研究
本実験では,疲労の原因として免疫系細胞の炎症応答を示した。その診断マーカーとしてTNF, IL-6などの炎症促進性サイトサインが利用できることが示唆された。さらに,いくつかの食用キノコが免疫系細胞の炎症応答を抑制することを明らかにした。一方で機能性多糖であるタモギタケ中βグルカンは,成熟免疫系細胞に対しては炎症性応答の促進効果を示したが,未熟細胞からの分化過程においては逆に炎症抑制効果が期待できた。
食品科学