科学コミュニケーションの重要性は近年ますます増している。代表者は、数学の研究者である立場をもとに、2010年から数学における科学コミュニケーションに取り組んできた。その方法は、ジャーナリスト・イン・レジデンス(JIR)という滞在型のプログラムを科学ジャーナリストに提供することによる。JIRでは、科学ジャーナリストが数学の研究機関に1-2週間滞在し、自由に取材を行う。 本研究では、アメリカ人科学ジャーナリストをJIRに受け入れ、日米の科学ジャーナリズムの違いについても考察した。また、写真家を受け入れ、その成果として数学についての写真の掲示を行った。
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