飛行ロボットの多くは、これまで低レイノルズ数と考えていた人力飛行機や模型飛行機より1桁も小さい超低レイノルズ数の領域での飛行となるため、今までとは異なった空力設計が必要である。本研究では、初心者でも比較的簡単に飛ばせ、自動制御のためのワンチップマイコンを搭載可能な室内飛行ロボットとして、レイノルズ数が10^5程度での固定翼機の設計を行った。 この模型飛行機を使い公開講座を計画し、「インドア模型飛行機の製作と飛行練習」という名称で、本校にて行った。また、機体に飛行制御用のワンチップマイコンと10軸センサーを搭載し、インドア飛行機の自動制御に関する学生実験を実施した。
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