本研究の目的は、物理世界と情報世界の融合を目的とした、サイバーフィジカル環境において、知的好奇心の触発によって学習を支援する知識アウェアネスレンズ(KAL: Knowledge Awareness Lens) を研究開発し、その有効性を検証することである。また、本研究では、現実世界において、知識アウェアネスのフィルタリングを適切に行う、Zone of Knowledge Awareness(ZKA)の手法を提案する。基礎となる学習理論は、最近接発達領域ZPDを用い、KALによってZPDに気付かせ、この領域を拡張する。
|