本研究の目的は、Key Words Meeting (KWM)を用いて、可視化した学生の学習状況やKWMの利用状況を教員に提示し、学習・教育環境の改善に活かすための教育実践サイクルを開発し、その効果を検討することである。開発した教育実践サイクルは、教員の授業改善や生徒への理解を深めるきっかけになっており、教員のフィードバックが生徒の学習意欲の向上や学習行動の変化に影響を与えている可能性があることがわかった。また、効果的に運用するためには、生徒用の個人端末やインターネット環境を整備し、時間的な制約がある教員への支援として学校全体としての取組みが必要であるということがわかった。
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