研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、知識と行動の不一致に内在する問題特性を明確化し、不一致を解消させる要因を検討するために、洪水災害時の避難行動、情報モラル行動、自転車運転行動を対象に、心理実験を行ない、全ての対象分野において知識と行動の不一致の発現を確認した。さらに、不安全行動の発現過程に基づいた学習支援方式として、不安全避難行動の誘発により危険を疑似体験させる学習支援システムを開発した。評価実験の結果、学習支援システムが学習者の安全避難行動の意図形成を促す可能性が示された。
知識情報学