研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では総研究期間を通じて、南関東地方の縄文時代後期から弥生時代の遺跡(遺跡数:21遺跡)を対象として、石器の残存デンプン粒分析を行った。そのほか2遺跡の土器付着炭化物の残存デンプン遺跡の分析を行い、縄文時代後半期からのデンプン質食糧の利用の変遷について検討した。また、神奈川県逗子市池子遺跡を対象にして、残存デンプン粒分析のみならず、種子・獣骨・土器石器などの考古資料・人骨などを多角的に分析を行い、弥生時代の食糧利用について総合的な検討を行った。
考古学