研究課題/領域番号 |
26560147
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
徳山 英一 高知大学, 大学共同利用機関等の部局等, 教授 (10107451)
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研究分担者 |
村山 雅史 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 教授 (50261350)
山本 裕二 高知大学, 海洋コア総合研究センター, 准教授 (00452699)
谷川 亘 海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 主任研究員 (50261350)
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連携研究者 |
廣瀬 丈洋 海洋研究開発機構, 高知コア研究所, グループリーダー代理 (40470124)
井尻 暁 海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 主任研究員 (70374212)
星野 辰彦 海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 主任研究員 (30386619)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 海底遺構 / 南海地震 / 黒田郡 / 水中考古学 |
研究成果の概要 |
高知県内各地では684年に発生した南海地震の被害を伝える水没集落伝承(黒田郡)が残されており、実際に沿岸部海底において人工構造物を確認した情報もある。そこで本研究では、南海地震との関係を明らかにするために海底遺構調査を実施した。 海底地形・潜水調査の結果、5地点において海底構造物を確認することができた。爪白沖、野見湾の構造物は人工物の痕跡を示す証拠が認められたが、柏島、南国市十一沖、志和沖の構造物は天然物である可能性を示唆する。さらに、爪白海底の石柱は陸上爪白地区の石造物が流された可能性があり、野見湾海底で確認された平たんな台地は、かつての住居地が地震により沈降した可能性を示唆している。
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自由記述の分野 |
海洋地質学
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