研究課題/領域番号 |
26560149
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 |
研究代表者 |
菊池 理予 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 無形文化遺産部, 主任研究員 (40439162)
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連携研究者 |
岡田 宣世 女子美術大学, 名誉教授 (70185445)
田中 淑江 共立女子大学, 教授 (70636456)
後藤 純子 共立女子大学, 教授 (20413057)
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研究協力者 |
宝生 和英 宝生流, 第二十世宗家
門脇 幸恵 独立行政法人日本芸術文化振興会
北島 恭代 染織品保存修復
田代 斐音 共立女子大学, 助手
長谷川 紗織 共立女子大学, 助手
橋本 かおる 東京文化財研究所, 研究補佐員
後藤 純子 共立女子大学, 教授 (20413057)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 実演用能装束 / 包括的文化財保護 |
研究成果の概要 |
本研究は、能楽の芸態を形成する上で不可欠な能装束の伝承における危機的状況に鑑み、その実態調査により、能楽を取り巻く文化財の保護に関する包括的な研究を行い、分野横断的な検証を加えることを目的とする。主な成果は、1.宝生家に伝来する能装束の修理状況等の整理、2.染織文化財の修理材料の調査、3.染織文化財の修理材料(補修裂)の物性評価であった。 これらの成果は、平成29年5月に本編(73頁)・資料編(100頁)2冊組で報告書を刊行した。また、平成29年7月1、2日に開催された第39回保存修復学会においてポスター発表「実演用能装束の保存継承に関する研究-能楽の包括的継承の一指針として-」を行った。
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自由記述の分野 |
染織技術
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