研究課題/領域番号 |
26560191
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
釜井 俊孝 京都大学, 防災研究所, 教授 (10277379)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 埋もれた都 / 聚楽第 |
研究実績の概要 |
京都府、及び奈良大学の考古学研究者と連携して聚楽第の堀跡調査を実施した。44測線総延長5キロ半に及ぶ表面波探査を実施した結果、新しい聚楽第の平面プランが明らかになった。これは、従来の定説を大きく変更するものであり、京都市考古資料館で速報展を実施した。 計画中の一般書「埋もれた都の防災学」を脱稿した。本書は、京都大学学術出版会より刊行する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
聚楽第調査においては、画期的な成果をあげることができた。本研究の主な目的の一つである一般書の刊行に関しても、引き受けてくれる出版元(京都大学学術出版会)の了解を得ることができ、大きく前進した。
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今後の研究の推進方策 |
一般書「埋もれた都の防災学」を刊行する。現在、出版元によって編集作業が行われており、順調に行けば年度後半に出版される予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
刊行予定の一般書「埋もれた都の防災学」に関連して、図のトレース、編集補助経費を計上していたが、これらを自ら行ったため残額が生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
京都盆地及び周辺山地の崩壊堆積物の年代測定、及び一般書を関係各署に配布するために使用する。
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