• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

エピジェネティクスを介した超音波による細胞の分化制御

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26560205
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 生体医工学・生体材料学
研究機関富山大学

研究代表者

田渕 圭章  富山大学, 研究推進機構 研究推進総合支援センター, 教授 (20322109)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード超音波
研究成果の概要

破骨細胞と骨芽細胞が共存する魚類のウロコに対する低強度パルス超音波 (LIPUS; 30 mW/cm2, 20 分) の照射により,破骨細胞活性化の重要な分子であるRANKL,MMP-9やカテプシンKのmRNA発現レベルが有意に上昇することが明らかとなった.また, 1日1回2週間LIPUS照射したサンプルでは,骨芽細胞の酵素活性やウロコの再生比率が有意に上昇した.他方,マウス前骨芽前駆細胞において,LIPUS照射細胞では,トリメチルヒストンH3 (Lys9) のタンパク質発現レベルが有意に上昇した.得られた結果は,骨関連の細胞におけるLIPUSの作用メカニズムを理解するための分子基盤になる.

自由記述の分野

細胞生理学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi