研究課題
挑戦的萌芽研究
我々は,呼吸時の脊椎の動きから,側彎症の進行具合や治療計画を立てる,新たな側彎症・診断治療法について研究を行っている.当該研究では, 胸郭骨(脊椎・肋骨・胸骨)の力学モデルによる実時間有限要素解析を用いて,この側彎症診断・治療法を支援するシステムについて研究を行った.具体的には,次の2つの要素技術について研究を行った:1)大規模ニューラルネットワークを用いて,胸郭骨の動き・変形・応力分布を推定する実時間有限要素解析法の開発;2)空間解像度が低くかつノイズを多く含む低品質医用画像からの患者指向胸郭骨形状モデルの生成.
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