琉球大学の医師主導型治験について、新しい手法でのシステムバリデーションプロジェクトを終了させた。また、アカデミアでのバリデーションを実施するグループを構築した。加えて、アカデミアにおける新しいバリデーション手法を提唱し、学会発表や論文執筆を行い、関連学会にてシンポジウムが開催されるまでにその重要性の認知度が高まった。よって本研究の当初の目標を達成したと考えている。臨床研究の効率化にIT技術の活用は必須である。本研究で取り組んだ我が国のAROの現状に則したCSV実施体制の確立が、我が国の医療技術開発の信頼性向上につながることを期待している。
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