研究課題
挑戦的萌芽研究
リハビリテーションにおいて重要とされている体幹筋を非拘束・非侵襲に計測するための手法として、空中超音波と呼ばれる空気を伝搬媒質とした超音波計測技術の開発を行った。人体を透過する際に大幅減衰が生じるため、高感度な探傷装置を採用するとともに、動作中の計測のため、二次元スキャナを開発した。人体腹部における空中超音波計測に適する箇所を求め、振幅値や周波数等の複数の波形特徴からファジィ推論による到達波形の抽出法を提案し、人体内部の透過波形を11μsの誤差で計測できることを確認した。
ソフトコンピューティング