研究課題
挑戦的萌芽研究
失語症者等の言語能力の回復のためには、集中的訓練に加えて長期訓練が必要である。しかし、近年の医療事情により回復途中でありながらも早期に言語訓練が終了になることが多い。本研究では、失語症者が在宅において単独でも実施可能なバーチャル言語訓練システムの開発を目指す。コンピュータの仮想空間内に出現したバーチャルセラピストが、言語訓練におけるセラピスト役を務め、クライエントが時間や場所の制限を受けずに自分のペースで繰り返しかつ集中的な訓練を実施可能となる環境を構築することを最終目標とする。
医用生体計測