身心の一体化と活性化の論理と実習プログラム及びその効果

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26560323
• 研究種目: 挑戦的萌芽研究
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 身体教育学
• 研究機関: 東京農工大学
• 研究代表者: 跡見 順子 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 客員教授 (90125972)
• 研究分担者: 清水 美穂 東京農工大学, 大学院工学研究院, 客員准教授 (00500399) ; 高峰 修 明治大学, 政治経済学部, 専任准教授 (10409493) ; 渡辺 敏行 東京農工大学, 大学院工学研究院, 教授 (10210923) ; 跡見 友章 帝京科学大学, 医療科学部, 講師 (80611285) ; 廣瀬 昇 帝京科学大学, 医療科学部, 准教授 (60460391) ; 町田 修一 順天堂大学, スポーツ健康科学研究科, 准教授 (40421226) ; 長谷川 克也 宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 開発員 (30425780) ; 藤田 恵理 東京農工大学, 大学院工学府, 産学官連携研究員 (50466877) ; 葛西 康徳 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (80114437) ; 萩原 一郎 明治大学, 研究・知財戦略機構, 教授 (50282843)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2016-03-31
• キーワード: 身心一体科学 / 身体教育 / 体幹 / 姿勢制御 / 身体バランス / いのちの教育プログラム / 暴力 / オリンピック

研究成果の概要

身体は、自律的に重心制御して生きている細胞とそれらの細胞が分泌した細胞外基質から成る。また直立二足歩行する不安定な身体は、反射動作に加えて意識的な体幹・重心制御が必須である。この身心の二面性を理解し、行動変容を促す教材を再開発し、その有効性について検討した。授業・公開講座により中高生から中高年の幅広い年齢層（約1000人）に対して実施、アンケート調査によりその効果が確認できた。平成２７年度科学技術分野の文部科学大臣表彰理解増進部門を受賞したまさにこの「いのちを知り生かす身心一体科学の普及啓発」により本活動が広まりつつある。オリンピックをひかえ体罰問題への対応を含め、さらに深化させたい。

自由記述の分野

身体運動科学、生命科学