研究課題
スポーツ連成問題の大規模化に備えて、最適化手法の熟成をした。具体的には、①最適化プログラムの効率化、②応答局面構築法の改善、である。①これまで使っていた多目的遺伝的アルゴリズム:NSGAIIから領域適応型多目的遺伝的アルゴリズムARMOGAに変更した。これにより、計算時間は5%程度短くなった。両者の最適解探索能力は同程度である。②これまで、最適計算用の応答局面は逆距離荷重法により、構築してきた。今回、クリギング法を用いて応答局面を構築するトライアルを行った。その結果、クリギング法による空力係数の算出は迎え角に依存することが明らかになった。すなわち、迎え角が大きい場合(90°近傍)と小さい場合(0°近傍)には、正確な空力係数を算出できず、一方、迎え角が中間の領域では、正確に空力係数が算出できる(例え、失速により揚力係数が急激に変化しようとも)。なお、本萌芽研究は本年度から採択された基盤研究A(No.15H01824)と研究内容一部重複するため、辞退した。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (9件) 産業財産権 (1件)
Sports Engineering
巻: 18 ページ: 55-65
10.1007/s12283-014-0166-y
Proceedings of ECTA 2014 – International Conference on Evolutionary Computation Theory and Applications
巻: ECTA2014 ページ: 198-206
The Engineering of Sport 10, Procedia Engineering
巻: 72 ページ: 756-761
10.1016/j.proeng.2014.06.128
Proceedings of the International Association of Computer Science in Sport Conference
巻: IACSS2014 ページ: 88-93
巻: 17 ページ: 217-225
10.1007/s12283-014-0157-z