高齢者および若者は、どの程度の自転車乗車中のバランス能力を有しているか測定するため、実験用自転車に無線各速度計を取り付けハンドルの揺れを測定した。その結果、高齢者には小刻みなふらつきに加え大きなふらつきも存在することを示唆した。 また、交通三者(車、自転車、歩行者)がともに満足する交通システムとして、ラウンドアバウト交差点の有効性を検証した。「電気を使わないことによるコスト削減、環境負荷軽減につながる」、「交差点での待ち時間短縮につながる」、「重大事故が起こりにくい」など、ラウンドアバウトは、交通三者が交錯する信号交差点システムにおける現状の課題や問題を解決する十分な可能性を有している。
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