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2015 年度 研究成果報告書

アロマセラピーを用いたCOPD治療の新たな選択肢の提案

研究課題

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研究課題/領域番号 26560383
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関岡山大学

研究代表者

柴倉 美砂子  岡山大学, 保健学研究科, 准教授 (30314694)

研究分担者 飯尾 友愛  岡山大学, 大学院保健学研究科, 助教 (80613158)
連携研究者 片岡 幹男  岡山大学, 大学院保健学研究科, 教授 (50177391)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワードCOPD / 精油 / 炎症 / アロマセラピー
研究成果の概要

本研究では、アロマセラピーに用いられる精油の抗炎症作用を、マウス慢性閉塞性肺疾患 (COPD)モデルを用いて検討した。ラベンダー精油またはユーカリ精油をエラスターゼ誘発COPDマウスに経気道的に吸入曝露し、肺機能測定、肺胞洗浄液中の細胞数、摘出肺の病理組織標本の画像解析や肺組織におけるmRNAの発現を調べた。これらの結果、ラベンダー精油には肺胞破壊抑制作用が認められた。ユーカリ精油には、マウスCOPD進行過程の初期において、肺胞への炎症細胞浸潤抑制と肺胞破壊抑制作用が認められた。以上の結果から、ラベンダー精油やユーカリ精油は、マウスCOPDモデルにおいて抗炎症作用を示すことが明らかとなった。

自由記述の分野

血液検査学、補完代替医療学

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公開日: 2017-05-10  

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