研究課題
挑戦的萌芽研究
近年、CRISPR-CAS9システムによるゲノム編集技術、これを応用したengineered DNA-binding molecule-mediated chromatin immunoprecipitation (enChIP) 法が開発され、特異的な遺伝子座に結合する核酸やタンパク質の解析が可能となりつつある。本研究ではこれらの技術を用いて実際にβ1アドレナリン受容体遺伝子Adrb1の遠隔エンハンサーを欠失させ、アドレナリン刺激依存的な転写誘導が見られなくなること、そして、このメカニズムとしてクロマチンの高次構造変化が損なわれることを示した。
転写因子、シグナル、エピゲノム、ゲノム編集