研究課題
当初の計画にあったmRNAのシュードウリジンの網羅的探索に関し、昨年度に様々な他グループから複数の報告が立て続けになされた。申請者の方法論はそれらとは全く異なり単独の修飾酵素PUS1による修飾部位特定が可能となる手法と考えているが、昨今の状況を鑑み慎重に計画を進める必要があると考えている。またmRNA修飾検出手法の検討から、m6Aに対し酵素を作用させ官能基を変換し、そこにビオチンリンカーなど化学修飾の導入が可能であることを見出した。反応産物の確認をLC/MSで行いながら反応の最適化を行った。ビオチン標識RNAはアビジン濃縮が可能であり、RNA調製のスケールアップとcDNAライブラリの作成を更に進める方針とした。
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Proc Natl Acad Sci U S A
巻: 112 ページ: E4707-4716
10.1073/pnas.1506749112