研究課題
機能画像を取得する実験に向けて、経頭蓋磁気刺激の対象とする脳領域や、行動の評価方法を確定させるための予備実験を行った。経頭蓋磁気刺激の対象とする脳領域としては、内側前頭葉の前帯状回脳梁膝周囲部に対する低頻度刺激で、サルの気分状態が著しく低下することが明らかになった。行動の評価方法としては、ケージ内の行動のビデオ画像解析および体に装着した加速度センサーによる自発活動量の解析、改変ブリンクマン課題による意欲の測定などの方法を確立した。
3: やや遅れている
脳の刺激部位の決定や、行動の評価法を確立のために、当初計画していたよりも大規模に予備実験を行ったために、機能画像の取得には至らなかった。
十分な予備的データが得られたため、今後は速やかに機能画像を取得する実験を行う。
当初計画していたよりも大規模な予備実験を行ったため、計画していた脳機能画像イメージング実験を行わなかった。
脳機能画像イメージング実験を行うために必要な旅費および消耗品費として使用する。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (19件) (うち国際学会 11件、 招待講演 3件)
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