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2014 年度 研究成果報告書

高速走査型光刺激装置の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26560456
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 基盤・社会脳科学
研究機関埼玉大学

研究代表者

中井 淳一  埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (80237198)

連携研究者 安藤 恵子  埼玉大学, 理工学研究科, 特任教授 (40221741)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2015-03-31
キーワード光遺伝学 / KTNスキャナー / 多光子励起 / 高速走査
研究成果の概要

近年チャネルロドプシン等の光感受性機能分子が応用され、神経回路の研究に大きく寄与するようになってきた。本研究ではタンタル酸ニオブ酸カリウム(KTN)結晶を使用したXYスキャナー(KTNスキャナー)を用いて高速でレーザー光をXY移動制御可能な光刺激装置の開発を行なった。二光子励起によるfluoresceinの蛍光を観察した結果、KTNスキャナーを用いた世界初の多光子光刺激装置の開発に成功した。光刺激の際の光照射位置のXY移動が従来技術であるガルバノスキャナーによる方法より10倍以上高速化された。本研究成果は光操作技術を進歩させるもので、光を利用する脳科学や自然科学の飛躍的な前進が今後期待される。

自由記述の分野

分子神経生理学

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公開日: 2016-06-03  

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