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2016 年度 実績報告書

ジェンダー・エスニシティ・多世代共生に着目した震災復興と減災方策に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 26570019
研究機関神戸大学

研究代表者

朴木 佳緒留  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 名誉教授 (60106010)

研究分担者 岡田 順子  神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (00213942)
松岡 広路  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (10283847)
井口 克郎  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 准教授 (10572480)
Ronni Alexander  神戸大学, 国際協力研究科, 教授 (40221006)
中原 朝子  神戸大学, 男女共同参画推進室, 特命助教 (50624649)
坂本 千代  神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (80170611)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード震災復興支援 / ジェンダー / エスニシティ / 生活実態調査
研究実績の概要

津波被災地である岩手県沿岸部の一地区を定点として、被災者の生活実情を調査し、それに基づいた減災方策を検討した。方策の一部については「減災セミナー」などにおいて発表した。
調査方法は以下である。本研究期間において、被災者(仮設住宅入居者)と協働して年に4回「復興市」を開催し、被災者の生活実情を参与観察した。平成28年度には過去2年間の参与観察を基に、地域の全世帯対象のアンケート調査を実施した。
本研究期間の3年間で徐々に震災復興も遂行され、その推移に伴って、高台移転、災害復興住宅入居、地域のインフラ整備などの意思決定を誰がどのように行っているのか、家族内での関係性の変化も含めて刻々と変化し、丁寧な分析が必要であることが分かった。具体的には以下である。
被災者の経済格差は生活の変化要因となるだけではなく、「新たな分断」が派生すること、中堅世代は生活再建のために職業生活中心の暮らしを行い、そのことが地域の諸活動への参画を難しくしていること、男性より女性の方が被災前の生活への「見切り」をつけ易いこと、「分断」を乗り越えるためには、さまざまなイベントや小集団による活動が有効であることが明らかになった。「復興市」を行う中で多世代共生の芽が生まれること、地域の教会が被災者支援を契機にフィリピン出身の花嫁さん(女性)たちの仲間作りの役を果たすなど、震災の中での「分断」だけではなく、「共同」も生み出されていることが分かった。また、古い人間関係が復興過程への女性の参画を疎外することが明らかになった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2017 2016

すべて 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)

  • [学会発表] “Feeling Unsafe ~ Exploring the Impact of Nuclear Evacuation,”2017

    • 著者名/発表者名
      Alexander, Ronni.
    • 学会等名
      International Studies Association Annual Conference 2017
    • 発表場所
      Baltimore, USA.
    • 年月日
      2017-02-23
    • 国際学会
  • [学会発表] 「つなみって、なに色?~岩手県大槌町でのポーポキ友情物語活動をふりかえる~」2017

    • 著者名/発表者名
      アレキサンダー・ロニー
    • 学会等名
      第6回災害時の要援護者に対する支援セミナー~東北から神戸に~
    • 発表場所
      神戸大学大学院保健学研究科地域連携センター
    • 年月日
      2017-02-12
    • 招待講演
  • [学会発表] Disaster and Gender: Focusing on anxiety about the future2016

    • 著者名/発表者名
      Tomoko Nakahara
    • 学会等名
      Kobe University Academic Research and Education Forum
    • 発表場所
      Gadjah Mada University
    • 年月日
      2016-12-21
    • 国際学会
  • [学会発表] 多様性を受容できる震災復興をめざして―東北大震災の実情をふまえて―2016

    • 著者名/発表者名
      中原朝子
    • 学会等名
      神戸大学都市安全研究センター RCUSS オープンゼミナール
    • 発表場所
      神戸市役所危機管理センター
    • 年月日
      2016-12-17
  • [学会発表] 赤崎の未来を創るためのアンケート第2弾結果(速報)報告2016

    • 著者名/発表者名
      井口克郎
    • 学会等名
      赤崎復興タイのつどい
    • 発表場所
      大船渡市赤崎地区公民館
    • 年月日
      2016-10-10

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公開日: 2018-01-16  

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