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2016 年度 研究成果報告書

ジェンダー・エスニシティ・多世代共生に着目した震災復興と減災方策に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26570019
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 ジェンダー
研究機関神戸大学

研究代表者

朴木 佳緒留  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 名誉教授 (60106010)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード震災復興支援 / ジェンダー / エスニシティ / 生活実態調査
研究成果の概要

津波被災地である岩手県沿岸部の一地点を定点として、被災者の生活実情を調査し、それに基づいた減災方策を検討した。被災者の経済格差は復興の要因となるだけでなく、「新たな分断」が派生すること、中堅世代は生活復興のため職業中心の生活を送り、そのことが地域の諸活動への参加を難しくしていること、男性より女性の方が新たな生活に向かいやすいこと、「分断」を乗り越えるためにはさまざまなイベントや小集団による活動が有効であることが参与観察、アンケート調査を通して分かった。地域の教会がフィリピンの女性たちの仲間作りの役を果たすなど、「分断」だけではなく「共同」も生み出されていることが分かった。

自由記述の分野

教育学

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公開日: 2018-03-22  

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