研究課題
挑戦的萌芽研究
富士山が自然文化遺産に登録された影響について分析を行った。疑似実験を用いて入山協力金が導入された前後で登山者数の変化を推定し,入山協力金の影響を推定したところ,入山協力金による登山者抑制効果は4%にすぎないことが示された。一方,マイカー規制による抑制効果は26%であり,マイカー規制は効果が高いことが示された。さらに登山権取引制度の効果についてシミュレーション分析を行い,登山権取引制度も高い効果が期待できることが示された。
環境経済学