研究課題
本年度は、刺激作成の予備実験として「動き」と「音」との関係・組み合わせを調査するため、日本語にない曖昧母音を子音と組み合わせた音声を英語母語話者に発音してもらうことにより、日本語話者・英語話者双方にとって新規な音声刺激を作成し、日本語母語話者・英語母語話者・日本語を母語とする3歳児の3群において、動きの大きさや滑らかさと子音の構音特性との関係について調査した。先行調査と同様に有声・無声と動きの大きさについては3群ともに顕著な関連性を見出すことができたが、その他の特性についてはさらに詳細な分析を要する結果となった。
2: おおむね順調に進展している
調査刺激の作成が順調に進んでおり、次年度に本調査を開始する。
引き続き予備調査の分析を行うとともに、作成した調査刺激を用いて本調査を進める。
調査にあたり必要な謝金が大幅に少なく、翌年度の調査において使用予定である。
次年度実施する調査において、調査補助のための人員が確保できており、謝金として使用予定である。
エッセイ:ことばがもたらす「自由」と「権利」の認識 月刊経団連 9月号 エッセイ『時の調べ』 (2014年9月)
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
PloS ONE
巻: 10 ページ: e0116494
10.1371/journal.pone.0116494
Cortex
巻: 63 ページ: 196-205
10.1016/j.cortex.2014.08.025
巻: 9 ページ: e97905
10.1371/journal.pone.0097905
http://cogpsy.sfc.keio.ac.jp/imailab/