研究課題/領域番号 |
26580092
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
菅長 理恵 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 准教授 (50302899)
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研究分担者 |
宮城 徹 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 教授 (30334452)
花薗 悟 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 准教授 (40334453)
中井 陽子 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 准教授 (60398930)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 国費学部留学生 / キャリア形成 / グローバル人材 / 多文化性 / アカデミック・ジャパニーズ |
研究実績の概要 |
継続して、修了した元国費学部進学留学生へのインタビューを実施すると同時に、これまでに実施したインタビューの文字起こしを実施し、分析を行った。また、インタビューを文字化したものをインタビュー対象者に校閲してもらい、論文、教材等に使用することへの許諾をもらった。
調査・分析の成果として以下の3点を発表した。これらのの発表に際し、多くの方に興味関心を持ってもらい、さまざまなコメントをいただくことができたのは大きな収穫だった。最終成果物の形を検討する上で、参考にする予定である。 1)菅長理恵・中井陽子(2015)「元国費学部留学生(文系)の活躍の鍵―つなぐ・つながる職業人―」(ポスター発表),異文化間教育学会第36回大会,2015年6月6, 7日,於・千葉大学(千葉) 2)菅長理恵・中井陽子(2015)「学生時代に培われたアカデミック・ジャパニーズと職場での活動のつながり―理系・文系の元国費学部留学生の事例から―」第45回日本語教育方法研究会,2015年9月19日,於・立命館大学(京都). 3)菅長理恵・中井陽子(2015)「日本における高度人材の働き方の鍵としての多文化性-文系の元国費学部留学生の事例から―」『留学生教育』20号 留学生教育学会 57-66頁.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究計画に沿って進行している。
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今後の研究の推進方策 |
・引き続き、インタビューの分析を行い、その成果を学会・学会誌などで発表する。 ・また、分析を踏まえて、今後の教材作成への指針をまとめる。 ・スタッズ・ターケル『仕事(ワーキング)!』(晶文社1983)・鎌田慧『日本人の仕事』(平凡社1986)などを参考に、インタビュー事例を、一般の読者にも伝わりやすい形で留学生の語りとして再構築し、紹介する。媒体については模索中である。
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次年度使用額が生じた理由 |
日程調整の都合で、遠隔地でのインタビューが実施できなかった。また、インタビューに応じてくれた修了生の多くが、謝礼を受け取ろうとしない。さらに、支払いを予定していた謝金について、やりとりの途中当該修了生が出産したため、書類のやりとりが完遂できず、年度内の支払いができないというケースが生じてしまった。
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次年度使用額の使用計画 |
計画的に旅費を使って遠隔地でのインタビューも実施したい。また、修了生の厚意で謝金として支払えなかった分は、文字起こしや分析、インタビューの公開についての検討、追跡・追加インタビューなど、成果物の精度を上げるために使用したい。
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