本研究は小・中学生を対象に、昨今ヨーロッパおよびアジアで注目を浴びている内容を重視した英語教育法に基づくプログラムを開発し、それを公立小・中学校で実践し、効果について検証することを目的としている。週1回の公立小学校の授業で内容重視の活動を行うためには児童がある程度の英語力、特にリタラシーを持つことが条件となる。彼らの英語力を向上させながら実践可能な内容重視の活動を開発し、実践した。その成果は報告書にまとめている。また中学校では、科学的な読み物を読ませることから生徒の英語力の向上にどのような影響を与えるのかを探った。成果はあったもののこちらは継続して研究していく必要がある。
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