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2016 年度 研究成果報告書

もう1つのグローバル化と民法学の課題──「規範空間」の統御を目指して

研究課題

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研究課題/領域番号 26590010
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 民事法学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

金山 直樹  慶應義塾大学, 法務研究科(三田), 教授 (90211169)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードグローバル法 / 民法 / 規範空間 / 比較法
研究成果の概要

各国を規律する法は、情報化が進んだ結果、以前とは比べものにならない程、容易に知ることができるようになった。その結果、フォーラムショッピングの日常化現象が生じている。そこに作出されているのは、法実務家によって、資本に奉仕するべく作られた規範空間である。そこでは、各国の民法上のルールは、公序良俗に関するルール(例、代理母契約の禁止)も含めて空洞化してしまう危険性がある。このような事態に対処するため、国際公序の観念が徐々に承認されつつあり、たとえば投資仲裁においても種々の民法概念が用いられている。規範空間においては、デバイスとしての民法の汎用性がその制御に一役買っている。

自由記述の分野

民法

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公開日: 2018-03-22  

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