研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究課題では,パネルデータを用いて,選好パラメターの加齢による変化の度合い推定している.さらに,加齢による選好パラメターの変化に影響を与える青年期の環境要因についても分析している.変量効果モデルと固定効果モデルを用いて分析した結果,時間割引率は,若年期から中年期にかけて有意に低下し,中年期から老年期にかけて有意に上昇することがわかった.また,中学3年生の時点の成績によって,時間割引率の加齢による変化に違いがあることもわかった.
社会科学