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2017 年度 研究成果報告書

企業・労働者マッチング・パネルデータを用いた賃金・生産性ギャップの分析

研究課題

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研究課題/領域番号 26590048
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 財政・公共経済
研究機関日本大学 (2017)
独立行政法人経済産業研究所 (2014-2016)

研究代表者

小滝 一彦  日本大学, 経済学部, 教授 (60314431)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワード労働経済学 / 賃金と生産性の比較 / ミンサー型賃金関数
研究成果の概要

ベッカーによる人的資本論では、若い時は賃金が生産性より高く、訓練後は賃金より生産性が高いと考えている。一方、ラジアーらは賃金を後払いにすることで、若い労働者の賃金は生産性より低く、退職間近の労働者では賃金のほうが生産性より高いと考えた。この研究では標準的な生産関数を用い、賃金や生産性などの人的資本も標準的なミンサー型の関数を用い、両者を企業単位で線形関数として統合し、パネル固定効果分析を行える関数型を確立した。データ分析の結果、若い労働者の賃金は生産性よりも高いがまもなく逆転する。一方、賃金と生産性は中高年期の労働者で再び逆転し、退職間近の労働者では再び賃金が生産性よりも高くなる。

自由記述の分野

人的資本

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公開日: 2019-03-29  

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