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2016 年度 研究成果報告書

グローバル化時代の国家と企業-国際経済秩序形成とグローバル・バリュー・チェーン-

研究課題

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研究課題/領域番号 26590056
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 経済史
研究機関関西大学

研究代表者

後藤 健太  関西大学, 経済学部, 教授 (70454981)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードグローバル・バリューチェーン / 国家 / 多国籍企業 / ヘゲモニー / 経済秩序
研究成果の概要

グローバル化がますます進展する21世紀の国際経済秩序は、「公的アクター」である国家の制度的枠組みの整備によって形成されるというよりは、多国籍企業など「私的アクター」によって作られた国際生産・流通ネットワークが実態としての秩序となっている。こうしたグローバル・バリューチェーンは、国家の統制の利かない規模で展開し始めている。こうした状況からも、今日の国際経済秩序形成においては、公的アクターとしての国家と比較して、多国籍企業などの私的アクターの相対的な力の高まりが大きな特徴であるといえるが、そうしたパワーバランスの変容は、今後の国家がとりうる政策オプションを見直す必要性を迫るものと思われる。

自由記述の分野

経済発展論

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公開日: 2018-03-22  

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