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2016 年度 研究成果報告書

会計不正を根絶する会計制度の構築

研究課題

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研究課題/領域番号 26590080
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 会計学
研究機関大阪大学

研究代表者

山本 達司  大阪大学, 経済学研究科, 教授 (80191419)

研究協力者 三輪 一統  神戸大学, 経済経営研究所, 講師 (00748296)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード財務会計 / 利益操作 / 新規株式公開 / 会計実験
研究成果の概要

本研究の目的は、会計不正を根絶する制度設計のために、会計規制設定機関に対して、提言を行うことである。これまでの会計不正防止策は、基本的に、会計制度を厳格化することで、その目的を果たそうとしてきた。しかし、会計不正は後を絶たない。そこで本研究では、会計不正を行う人間心理に注目して、会計不正が生じるメカニズムについて考察した。
主たる結論は、次の3点である。①経営者は自己の利得のために、会計不正を行う。②会計不正が実現されるためには、歪曲された会計利益に保証を与える他のプレイヤーが必要である。③会計不正を根絶するためには、経営者とこのプレイヤーの共謀を防ぐ会計規制の設定が必要である。

自由記述の分野

会計学

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公開日: 2018-03-22  

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