研究課題
挑戦的萌芽研究
会計情報が実体経済の資源配分(より具体的には企業の生産・投資の意思決定)に与える影響を把握することが、経済学との接合を可能にする「会計基礎理論」構築にとって必要不可欠であるとの考えから、本研究は、このような方向に向けた最も有力なアプローチの一つであると思われる「同時決定」の分析手法を用いたこれまでの一連の成果を整理・理解、比較・検討し、その中にあって「Kanodia/ Steinアプローチ」が、いくつかの観点から、少なくとも現時点において最も優れたものであることを明らかにした。
財務会計論