研究課題
挑戦的萌芽研究
「限界」化を迎えつつある山村において、人びとはどのように生活し、持続可能な善き生を送るためにどういった方策が必要か検討した。具体的には、2014年度には南信州の集落調査と浜松市天竜区佐久間町での専門機関調査を行った。2015年度には2010年に調査を実施した山間部集落にパネル調査を実施した。上述の調査から得られたのは、5年の歳月を経て着実に人口が減り、「限界」に近づく山間集落の実態と、それを支える専門諸機関の脆弱性であった。これらの調査を下に、山間村落における援助体制を検討した。
社会学