1.プログラム実施前のベースライン評価(担当:安梅、伊藤、望月)十分な面接訓練を受けた社会福祉士、保健師などの専門職により、子どもから高齢者まで全住民に調査を行い、基本属性、生活状況、社会生活機能、社会参加状況、生活意欲、健康状態、老研式活動能力指標(高齢者)、発達状態(子ども)、生活習慣、健康度自己評価、移動能力、聴力や視力障害の有無、身体の痛みの有無とその部位、過去1年間の転倒や入院の有無、慢性疾患の既往などウエルビーイング関連項目を把握し、プログラム実施前のベースラインとした。 2.プログラムの実施(担当:伊藤、山田)地区ごとにランダム割付を行い、プログラム実施群とコントロール群を設け、実施群に対して半年間、定期的に地域ブランドを活用した多世代交流プログラムを実施した。コントロール群に対しては、従来型の老人クラブプログラム、保育プログラムを実施した。 3.プログラムのプロセス評価、アウトカム評価(担当:安梅、伊藤、山田)実施群とコントロール群において、比較しながらプロセス評価、アウトカム評価を実施した。 4.評価に基づくプログラムの最終版作成(全員)プロセス評価、アウトカム評価に基づき、プログラムの内容や構成などについて検討し、最終版を作成した。 5.プログラムの実践活用モデルの提案と普及化に向けたマニュアル作成(全員)住民、専門職などに向けて、実際にプログラム実施する際の方法、進め方のコツ、把握する必要のあるポイント、予測される成果などを詳細に解説したホームページを作成し、広く利用可能とした。
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