研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、障害者雇用が社会に対してどのような影響を与えるのかを測定するための評価指標を開発し、検証することを目的とした。障害当事者モデルでは、以下の5領域を同定した。①意思伝達、②移動、③巧緻性、④社会とのつながり、⑤その他である。雇用側モデルでは、合理的配慮による支援の追加コストを検討した。これらは、それぞれを公募時から面接まで、採用直後の調整期、それ以降に分けた。今回、指標の枠組みは概ね完成したが、実用的な尺度の開発には至っておらず、精緻化は今後の課題とした。
社会福祉学