研究課題
挑戦的萌芽研究
造血幹細胞移植を受けた患者および移植患者・家族を支援している臨床心理士を対象に、質問紙調査を実施した。移植患者は、心理士に対して気持ちを変えるための具体的な方法を教えてほしい、身近な人には吐露できない心情を聞いてほしい等の要望を抱いていた。また、患者の中には退院後も疾患や治療、生活に関連した不安や悩みを抱えている者がいた。心理士は、移植患者の体調や治療状況をとらえ、心理士自身の関わりが患者にとって侵襲的な体験にならないように配慮していた。
臨床心理学