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2016 年度 研究成果報告書

においのトラウマ記憶に関する実態調査ならびに実験的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 26590175
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 実験心理学
研究機関筑波大学

研究代表者

綾部 早穂  筑波大学, 人間系, 教授 (40323232)

連携研究者 一谷 幸男  筑波大学, 人間系, 教授 (80176289)
松井 豊  筑波大学, 人間系, 教授 (60173788)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードトラウマ記憶 / におい / PTSDモデル動物 / におい嫌悪条件づけ実験 / 実態調査
研究成果の概要

3つのアプローチからにおいのトラウマ記憶を探求した。臨床心理士への面接調査から、五感に示されるPTSD症状で、嗅覚に関する症状は当事者・治療者ともに認識が低いこと、味嗅覚は特定の被害とは結びつかないが、フラッシュバックで体験されることが示された。人間のにおい嫌悪条件づけ実験では、条件づけられたにおいへの主観的不快感には変化はなかったが、連続提示した場合に強度減衰が生じにくいことが示され、不快臭に対して注意が継続的に向けられることが示唆された。また、PTSDモデル動物に関しては、無臭の装置にラットを入れ、その後においと電撃を対提示した場合でのみ、においに対する恐怖反応がみられ、方法を確立した。

自由記述の分野

感覚知覚心理学(嗅覚心理学)

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公開日: 2018-03-22  

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