研究課題
挑戦的萌芽研究
ヘッドアップディスプレイ(HUD)は自動車などの視覚的情報提示装置として普及しつつあり、その効果的な提示方法として映像を単眼に提示する方法を提案した。本研究では、自動車用HUDでの単眼提示が、HUD像の距離知覚や視認性、観察者の精神的負担や課題成績に及ぼす影響を検討した。3つの実験により、単眼提示の優位性は常にみられるのではなく、画像の大きさ等の要因によって影響を受けることが示された。単眼提示と両眼提示は運転場面に応じて切り替えを可能とするのが望ましいと考えられる。
応用認知心理学