研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、教育政治学という、これまで存在しなかった新たな学問領域の創成によって、教育と政治の関係把握を革新することをめざした。具体的には、戦後の教育しに着目して、教育学はなぜ、どのように脱政治化していったのかを歴史的に分析する作業に着手した。それを通じて、教育が再政治化される条件を明らかにした。そして、教育が再政治化される時代における教育と政治の新たな関係を、教育行政構造の改革、18歳選挙権をふまえた政治教育の復権という視点から解明した。
教育学