本研究では、産業界が求める能力である「ジェネリックスキル」について、その育成方法と評価方法について実践的研究を行った。具体的には、ジェネリックスキルを評価するメタルーブリック及びオフキャンパス教育プログラムの作成を手始めに、学士課程教育全体、インターンシップ、高大接続のそれぞれにおいて使用可能なジェネリックスキルに関する個別ルーブリックの作成、実践及び外部評価テストとの相関を含めた妥当性の検証を行った。 リテラシーの評価はルーブリックを用いた直接評価が、コンピテンシーの評価はリフレクションを通じた自己評価が有効であることを明らかにし、これらのノウハウを個別大学や公開セミナーを通じて普及した。
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