研究課題/領域番号 |
26590209
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大橋 一友 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30203897)
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研究分担者 |
安藤 由香里 大阪大学, 学内共同利用施設等, 助教 (20608533)
敦賀 和外 大阪大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (40595592)
小河 久志 常葉大学, 環境学部, 講師 (50584067) [辞退]
本庄 かおり 大阪大学, 学内共同利用施設等, 准教授 (60448032)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | リスク管理 / リスクコミュニケーション / 学生 / 海外渡航 / マニュアル |
研究実績の概要 |
危機管理体制に関する調査では、平成26年度に行った大学における学生海外渡航時のリスク管理についての調査を解析し、学生海外渡航時のリスク管理体制は不十分であることが、初めて明らかとなった。これらの情報をインフォグラフィックとしてまとめ、GLOCOLホームページならびに大阪大学OUKA(Osaka University Knowledge Archive)にアップした。この結果を2015年12月5日に開催された大学教育における「海外体験学習」研究会(JOELN)分科会危機管理セッションで講演を行った。さらに、2016年1月27、28日にワークショップ「大学のグローバル化と学生海外渡航時のリスク管理」を開催し、57大学1企業とり92名の参加を得た。研究結果を社会に還元するために、日本学生支援機構ウェブマガジン『留学交流』(2016年3月号)に掲載した。次に、教職員に対するリスク管理体制の確立では、2015年5月25、26日にボストンで開催されたURMIA/NAFSAリスク管理ワークショップに参加し、平成26年度版の危機管理シミュレーションプログラムを改訂した。2015年7月30日にFDセミナー「全員参加型!ケーススタディから考える学生海外派遣時のリスク管理」を大阪大学本部ならびに全部局教職員を対象に行い、28名の参加を得た。これらのワークショップの画像は教材として、GLOCOLホームページにアップした。さらに危機管理マニュアルの作成では、「学生海外渡航時リスク管理対応モデルマニュアル 大阪大学グローバルコラボレーションセンター」を完成し、GLOCOLホームページならびに大阪大学OUKAにアップした。学生海外渡航時のリスク対応データベースの開発の予備研究として、①危機管理チェックリストの作成、②遭遇事案のデータベースの構築を行った。
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