高等教育のパラダイム転換により、学生が獲得した学習成果による質保証が重視される傾向が強まり、学習時間を基盤とした単位制度への疑念が生じてきた。そこで、カーネギー財団は、新しい単位制度の開発に取り組んだが、教育の質保証の手段としてではなく、諸資源の管理(FTE換算の基盤)のためには、従来のカーネギー単位制度は有効であるとの結論を出した。 一方、コンピテンシーを重視した教育プログラムでは、コンピテンシーの獲得の可否をアセスメントを通じて確認し、一定のコンピテンスの獲得をもって学位を授与し始めた。このような大学については連邦教育省は、コンピテンスと従来の単位の換算は、各大学で決めることとした.
|