沖縄県八重山地域(石垣市、竹富町、与那国町)における公立小中学校54校の児童生徒数と推移を分析し、曲線回帰による最適解から、今後の動向を予測した。さらに、立地条件、学校及び学級規模、教員数、児童生徒数と変化の傾向を変数とした2段階クラスター分析を行い、34小学校は2群に、20中学校は2群に分類されること、また、それぞれの学校群の特徴と課題を明らかにした。これらの結果に対象校の訪問調査データを加味し、今後の学校(群)の持続可能性について影響を及ぼす要因、たとえば学区内共同体との連携など、について検討した。
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