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2016 年度 研究成果報告書

低緊張を伴う知的障がい児への口腔周囲筋トレーニングによる新たな療育プログラム確立

研究課題

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研究課題/領域番号 26590265
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 特別支援教育
研究機関山陽学園大学

研究代表者

上地 玲子  山陽学園大学, 総合人間学部, 准教授(移行) (40353106)

連携研究者 井手 友美  九州大学, 大学病院, 講師 (90380625)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードダウン症 / 知的障害 / 発達障害 / 口唇閉鎖力 / 口腔周囲筋 / 療育
研究成果の概要

知的障がいを伴うことの多いダウン症児は、低緊張であり体全体のみならず、口唇閉鎖力も低い。口腔周囲筋訓練に関する保護者への指導マニュアルを作成して指導を行った。訓練群において、新版K式発達検査2001では、訓練回数が平均3回以上の児で発達の向上が認められ、みつば式言語発達検査では、訓練の回数と言語発達に有意な相関があることが明らかとなった。また食事や嚥下がスムーズになった、指示がよく通るようになった、歩行が安定した、表情が豊かになった、風邪をひきにくくなった、などの感想が得られた。
口腔周囲筋訓練は、言語発達促進に有用であり、訓練回数の確保(1日3回以上)が課題であることが明らかとなった。

自由記述の分野

臨床心理学

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公開日: 2018-03-22  

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